2020.06.08
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【新型コロナウイルス】高齢者福祉施設へビニールガウンを提供
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、4月末から5月中旬にかけてマスク無償提供を行った東京都内約500の高齢者福祉施設の中で、特にビニールガウンの不足が深刻と判断された特別養護老人ホーム17施設へ、一施設当たり100枚のビニールガウンを追加提供しました。
病院だけでなく介護施設においても、ビニールガウンは必要とされています。例えば、入浴・排泄の介助時や、新型コロナウイルスの感染が疑われる人が施設で確認された場合に、そこで働く介護士や看護師が適切な感染予防対策を実施したい時などです。
全国各地で、介護福祉施設における大規模なクラスターが発生しています。施設に入所する高齢者が感染し軽症であった場合は、生活の場所を変えることだけでも大きな負担となるので、病院には入院せずに、同じ施設で介護と治療を続けることもあるでしょう。入院することになったとしても、入院先の病院が見つかるまでは、施設内での適切な感染予防対策が求められます。そのような中で、適切な予防策を取るためのビニールガウンが不足していることは、施設職員の大きな心理的負担ともなっていました。
今回のビニールガウン無償提供によって、高齢者の方々と、その生活を支える施設職員の皆様が少しでも安心して過ごせることを願っています。いただいたメッセージを一部紹介させていただきます。
〈施設からのお礼のメッセージ〉
・まだまだ、新型コロナウイルス感染症が終息をみせない状況下で、施設で働く私たちにとって、このようなお心遣いと、不足している物資のご支援は、本当にありがたく、そして、何より励みになります。
・先日のマスクの時も助かりましたが、このガウンの提供も非常にタイミング良くありがたいです。当施設の看護師・介護士からも、ガウンの品薄状態が続き介護の現場でどう対応したら良いのか心配の声が多く上がっておりました時ですので、本当に助かりました。大事に使わせて頂きます。
※この事業は、東京都社会福祉協議会、東京都高齢者福祉施設協議会のご協力のもと、ジャパン・プラットフォームによる助成を受けて実施しています。
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