JOURNAL #322022.01.21更新日:2024.01.21

【定期訓練】車輛取扱訓練を実施!

広報:空飛ぶ捜索医療団"ARROWS" 編集部

2022年初めのレスキュー訓練は、1月12日、13日の2日間、雪降り積もる神石高原町で行われました。

車輌取扱訓練
▷雪の降りしきる中での訓練となりましたが、まさにこのような悪天候時における車両の取扱や、冠水時/泥濘地での走行について座学と実技を通して学びました。
出動した隊員が災害現場で車両事故を起こすという決してあってはならない事態を避けるために、適切に車両を誘導する方法、安全な車輪交換方法、チェーン脱着や牽引方法について学び、空飛ぶ捜索医療団が保有する各レスキュー車輌に関して安全に走行できるよう、技術の研鑽に努めました。

適切な誘導方法を実技で学ぶ佐々木看護師

ロープレスキュー / メディカルの基礎復習 & 年間目標の設定
▷昨年学んできたロープレスキューやメディカルの技術/知識の基礎を実践的に振り返りました。
ロープレスキューにおいては、ロープ資機材の正しい使用方法、安全に降下するための個人技術を復習しました。

ロープで降下する稲葉医師を見つつ技術を復習する隊員ら

▷メディカルにおいては、要救助者に接触した際に不可欠な初期評価(死に直結する異常が見られないかを15秒で判別する手法)と全体観察(全身に怪我がないかを見つける手法)を実践的な想定を交えて復習しました。

1秒を争う要救助者の初期評価にて容態を確認する訓練

空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”の隊員は、この1年で大きく増えました。レスキューチーム、メディカルチームに加え、今年からはロジチームの育成も行われるため、1秒でも早く1人でも多く救うために乗り越えねばならない、課題と目標を確認しあいました。

 

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空飛ぶ捜索医療団"ARROWS" 編集部

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