2022.05.11
- 緊急支援
【ウクライナ危機】ウクライナ国内にスタッフを派遣、調査や直接支援を開始
空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”を運営するピースウィンズ・ジャパンは代表理事の大西健丞と空飛ぶ捜索医療団の救助犬ハンドラーである松上を含むスタッフ3名をウクライナに派遣し、人道支援のためキーウやブチャ、ボロディアンカ、チェルニヒフ、ドニプロを訪問しました。
現地では市民や提携会社、政府などに現地の声を聞いています。また、チェルニヒウでは提携会社とともにペットフード支援を実施しました。
キーウでは経済的理由などから避難先での生活が成り立たず戻る避難民も増えてきておりますが、依然として停戦の目途は立たず人びとは困難を強いられています。
現地に派遣したスタッフのコメントです。
「これまでもこういった場面を目の当たりにしてきた。毎回同じ。一瞬にして人生が消えてしまう。遺された物、ぬいぐるみや教科書などを見ていると以前の生活が想像できる。」
「生々しいです。とりあえず最低限の食糧を積んで、必死に逃げようとしていたことが想像できる。戦車や軍用車ではない一般の乗用車への明らかな殺意をもった攻撃としか思えない。」
「この家だって誰かが想いを込めて建てたはず。それが突然破壊された。造るのには時間がかかるのに、それが崩れ落ちるのは一瞬。ただただ悲しい想いでいっぱいになる。」
※ウクライナ国内では、安全面に最大限の配慮をし現地に精通したスタッフが随行しています。
ピースウィンズ・ジャパンでは、ウクライナ危機で孤独や不安を抱える方々に必要な支援を届けるために活動を継続してまいります。皆さまからのご支援をよろしくお願いいたします。
https://peace-winds.org/support/ukraine
最近の記事一覧
-
2023.09.27
【受講生募集】第34回BHELP標準コース(オンライン)を開催します
- お知らせ
-
2023.09.20
台湾にある衛生福利部桃園醫院と連携協力に関する協定を締結しました。
- お知らせ
-
2023.09.20
【オンラインイベント】肝炎で苦しむアフリカの人を日本の医療で救う! ~国際協力としての感染症対策支援~
- お知らせ
-
2023.09.19
【モロッコ地震】看護師2名を含む支援チーム、医療の届かない山間部へ
- 緊急支援
-
2023.09.19
【モロッコ地震】現場で忘れられつつある「支援の鉄則」
- 緊急支援
-
2023.09.19
【モロッコ地震】痛感する「山間部支援」の難しさ
- 緊急支援
-
2023.09.14
【モロッコ地震】山間部の被災地、水のない避難生活を続ける
- 緊急支援
-
2023.09.13
【モロッコ地震】アミズミズの避難テント 被災者の心に向き合う菊池看護師の支援
- 緊急支援