2022.08.10
- 活動報告
【新型コロナウイルス緊急支援】第7波で感染者増加、支援を実施しています。
空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”を運営するピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、感染拡大のピークが見えない第7波に対して、緊急支援を行っています。
●医療機関への物資提供
物資不足は、医療スタッフの感染リスクとなりかねません。急激な感染拡大で、一時は緩和された物流も、入手しにくい状況が懸念され、一部では在庫不足が発生しています。
8月2日、PWJは岡山大学病院からの要請を受けて、ビニールガウン5000枚を提供しました。
提供したビニールガウン
岡山県では、8月5日にも過去最多の一日あたり新規感染者数を記録しました。感染流行状況はピークが見えていない中、医療機関では重症者の治療が懸命に行われています。
●福祉施設への物資提供
PWJは、これまでにも高齢者施設や障がい者施設の新型コロナ対策を支援してきました。陽性対応を施設内で行う事業所から、物資不足の連絡を受けた際には、最も使用頻度の高い物資のひとつであるビニールガウン等を提供してきました。
第7波の感染拡大を受けて、PWJ倉庫に置くビニールガウンの在庫数を増やしました。
現在も、ガウンが入手できないといったご相談を受けた際には、最短翌日でお届けしています。窓口は、以下の連絡先で受け付けています。
新型コロナウイルス対策支援専用連絡先 coronasupport@peace-winds.org
●大阪入院待機ステーション
他県で入院待機ステーション立ち上げにかかわった経験を活かし、7月28日より大阪府でも入院待機ステーションに調整員を派遣しています。運営補佐業務として、資機材整理、データ整理、患者搬入・搬出時の救急隊対応、保健所等の関係機関との連絡・調整、ステーション内の環境整備などを行っています。
大阪府では、27日に発出された「医療非常事態宣言」から、もうすぐ2週間ですが、感染流行状況は収まっていません。
●広島県内のクラスター施設支援
広島県内の医療施設で新型コロナウイルスによるクラスターが発生し、県の要請を受け、医師と看護師を派遣しています。スタッフの業務サポートだけでなく、感染対策のレクチャー(個人防護服の着脱、ゾーニング)などを行なっています。
全国的に感染拡大が続く中で、私たちにできる必要な支援を迅速に届けられるよう活動を継続しています。引き続き、みなさまの暖かいご支援をよろしくお願いいたします。
https://arrows.peace-winds.org/supporter_me/
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