JOURNAL #422022.05.13
広報:ジャーナル編集部
2022年5月の空飛ぶ捜索医療団ARROWS定期訓練は、5月11日、12日の2日間に渡り行いました。
空飛ぶ捜索医療団では、チーム内をはじめ様々な機関との連携や被災状況を想定し、連絡手段としてデジタル簡易無線、IP無線、衛星電話などを用います。
訓練では、それらの機器を単に使用できるようになるためだけではなく、電波の種類や仕組みなどの基礎知識も全員が学ぶことで、実際の現場で発生する予想外のトラブルなどにも柔軟に対応きるよう、既に習熟している隊員や、機器メーカーのスタッフを講師として招き、座学を行いました。
機器を実際の現場で使用することが想定される人員は、隊員以外にも、ともに被災現場へ向かい活動を行う広報チームも想定されます。どの場面でどの機器を使用することが有用なのか、悪天候などにより電波状況などが悪い中での取り扱方法について指導を受けました。
隊員の出動時の装備を背負ったまま、体力錬成として約13km歩きました。実際の出動では個人装備だけでなくチーム装備、さらに医療資機材なども追加されるため、日ごろの体力錬成が非常に重要になります。今回は実際の活動での想定として、一人を担架で運びながら歩きました。
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