JOURNAL #302021.11.05
広報:ジャーナル編集部
空飛ぶ捜索医療団は、10月6日~7日の日程で定期訓練を行いました。
●訓練1日目:ロープレスキュー実技訓練 & 各種座学
▷ロープ技術は、要救助者へいち早くアクセスするため必要な技術であると同時に、自身の安全を確保するために不可欠な技術です。
レスキュー隊員はもちろん、医療技術を有する医師/看護師、また現場に入る可能性の高い広報カメラマンなどもロープ技術の習熟に努めています。
ロープ実技訓練の様子
▷座学ではロープ力学や医療手技、隊として保有している各種通信機器に関する講義など、様々なトピックスについて復習と反復練習を行いました。一度学んだことであっても、その知識と技術を再インプットする過程を繰り返すことで現場での対応/応用力につながります。
●訓練2日目:体力錬成 & 通信途絶環境での想定訓練
▷災害現場において活動するため必要な体力・筋力を維持するため、隊員は月次訓練において体力錬成を行います。アクセスの悪い被災現場へ入るにあたり、多くの荷物を背負い長時間徒歩移動することも想定し、どの隊員も “今の自分を超えられるよう” 鍛錬に励んでいます。
▷想定訓練では通信環境が途絶された状況下でも、医療・レスキューなど各隊員が情報を共有できるかどうか、Bluetoothを活用した開発途中の通信システム「スマホdeリレー®」の実証実験を行いました。
瓦礫サイトでの訓練では通信の重要性を痛感しつつ、システムの課題の洗い出しを行いました。
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広報:
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こんにちは、空飛ぶ捜索医療団編集部です。 災害や新型コロナウイルスなど、様々な情報をピックアップしてお伝えします。
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