JOURNAL #252021.09.17

【災害対応医療船】救護所運営訓練ならびに洋上での救助訓練を実施

広報:ジャーナル編集部

空飛ぶ捜索医療団は、9月8日~9日の日程で洋上でのレスキュー定期訓練を行いました。

災害対応医療船での迅速かつ効果的な支援実施のため、「いぶき」にて、救護所運営訓練ならびに洋上での救助訓練を実施。
要救助者の受付や船内外の出入りの管理、搬出時の調整や処置後のカルテなどの管理など、あらゆる現場でいち早く救護所を設営し運用するために、課題などを洗い出しました。

 

—災害医療船の運用で私たちが目指すもの

 

    • 災害支援陸路が寸断されるような大災害でも、海から被災地にアプローチし支援活動を行います。大規模災害時の急性期には、重症軽症患者を振り分ける広域搬送医療拠点(Staging care unit)として医療チームのサポートを行います。
      また、事前に備蓄された物資をいち早く輸送します。発災後しばらくは被災地にとどまり、避難所での急病人への対応や、支援者の拠点として運用します。

 

    • 医療支援(新型コロナウイルス感染症への対応)モバイルラボとして船内に医療機器を設置します。通常の血液検査に加え、新型コロナウイルス感染が懸念される中では、PCR検査機器を船で運搬ないし船内に準備することで、感染集積地の検査体制のサポート、被災地入りする災害支援団体への提供や、密となる傾向がある避難所での検査に活用できます。検体の輸送手段がなくても、その場で検査結果を確認することが可能になります。

 

  • 平時の防災啓発活動災害がない期間には、より高度な災害対応を行うための訓練や準備を重ねるとともに、子どもたちに防災と海について学び考える機会を提供したり、防災啓発の拠点としての活動を行います。

救護所運営訓練の様子

 

「いぶき」号は、西太平洋の島国パラオ共和国で開始する医療支援事業のため、パラオに回航することになりました。現地では、主に島嶼地域の巡回健康診断に活用される予定です。

今後、 いぶきで得られた知見を糧に、より高度な機能を備えた後継の災害対応医療船の導入を目指していきます。

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ジャーナル編集部

こんにちは、空飛ぶ捜索医療団編集部です。 災害や新型コロナウイルスなど、様々な情報をピックアップしてお伝えします。

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