JOURNAL #232021.09.10

医療分野で人道支援をー。北川看護師

看護師:北川 光希

医療分野で人道支援に携わりたいと考え、このたびピースウィンズ・ジャパンが運営する空飛ぶ捜索医療団で勤務させていただくことになりました。看護師の北川 光希と申します。

私はこれまで、救急病棟や離島僻地で経験を積んだのち、新型コロナウイルス専門病棟や宿泊施設での勤務、ワクチン接種など、様々なかたちで新型コロナウイルス感染症にも関わってきました。
感染拡大後は、医療崩壊とよばれる厳しい状況の中、大きな組織でも必要な方々に十分な医療を届けることの難しさを感じてきました。

8月24日に岡山県「一時療養待機所」への医療支援の際、初めて私も空飛ぶ捜索医療団の一員として支援活動に入りました。
夜間に在宅や療養施設で症状が増悪した方々を受け入れ、チームで患者さんの状態に合わせた酸素投与や点滴治療を行いました。
入所者の中には、酸素濃度が低値な方や、自宅で何日も水分も摂れていなかった方もいましたが、入院を待たずに治療を開始出来たことで大幅な状態改善に繋がり、患者さんの安心にも繋がったと感じています。
受け入れ先がないことで必要な治療を受けられず、自宅で重症化する方が多くいる今、一時療養待機所が果たす役割は非常に大きいと感じました。

派遣の様子はコチラ▶︎▶︎【新型コロナウイルス緊急支援】岡山県の「一時療養待機所」へ医療チームを再派遣

母体であるピースウィンズ・ジャパンは、これまでの多くの海外人道支援の経験から、必要な場所に迅速に支援を届ける基盤があり、それを空飛ぶ捜索医療団も強みとして受け継いでいます。

民間団体として早期から、高齢者福祉施設などの行政の支援が届きにくい場所にスタッフを派遣するなど、本当に困っている場所に迅速に医療を届ける活動を、真剣に取り組んでいるチームです。

空飛ぶ捜索医療団のチームメンバーはもちろん、他の事業部のメンバーと関わる中で、「本当に困っている人に支援を届けたい」という熱い思いを持った方々が集まる、とても志高く、そして柔軟性の高い団体だと感じています。

その一員として活動できることを心から嬉しく思うとともに、ご支援いただいている多くの方々の想いを必要な場所に最大限届けられるよう、身の引き締まる思いでいっぱいです。

新型コロナウイルスが猛威を振るい、まだまだ全国で厳しい状況が続いていますが、民間団体だからこそ出来ることも多くあると感じます。
今後、空飛ぶ捜索医療団の看護師として、いち早くチームの一員として一人前になれるよう努めてまいります。

WRITER

看護師:
北川 光希

神戸市看護大学卒業後、カナダ留学を経て神戸市中央市民病院の救急部門で勤務。その後離島僻地医療や、新型コロナウイルス専門病棟、宿泊療養施設での勤務を経て、2021年9月~ARROWSに勤務。

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